2011.12.16
<暴力団>「組葬」の場所提供 葬祭業者に初の中止勧告 YAHOO!ニュース
埼玉県で暴力団関係者に葬儀式場を貸した葬儀屋さんが公安委員会よりその葬儀を取りやめるよう勧告を受けたという記事がYAHOO!ニュースに掲載されていました。暴力団関係者は葬儀ができない…ということではなく、あくまで「組葬」などと呼ばれる暴力団等反社会勢力の組織の維持・拡大に利用される葬儀と認められた場合に条例に触れるということです。詳しくは下記に掲載するYAHOO!ニュース記事をご覧くださいませ。
島田屋本店では「東京都暴力団排除条例」への対応を下記URLにまとめています。
2011年10月20日ブログ記事
以下、YAHOO!ニュースに掲載された記事を抜粋します。
<暴力団>「組葬」の場所提供 葬祭業者に初の中止勧告
毎日新聞 12月14日(水)22時56分配信
暴力団組長らに「組葬」の場所を提供したとして、埼玉県公安委員会は14日、県暴力団排除条例に基づき、県北部で葬祭業を経営する男性に対し利益供与の中止を勧告した。組葬を取り仕切った県内の指定暴力団極東会系組長ら2人にも中止勧告を出した。県警によると、葬儀場所の提供による勧告は全国初。
県警によると、葬祭業の男性は11月下旬、6月に死亡した組幹部の組葬が行われると知りながら、組長らに葬儀場を提供したという。男性は「条例違反と知っていたが、経営が苦しくてやった」と説明しているという。
県警は、組幹部の葬儀が6月に続き2回目であることや、喪主が組長であることなどから、香典などで資金を獲得する目的がある組葬と認定した。組葬でない通常の葬儀を受けることは条例に抵触しないという。