返礼品について
お葬式では、参列いただいた方々への感謝の気持ちを形にする「会葬御礼」と、香典をいただいた方へ後日お返しする「香典返し」がございます。
それぞれの意味や渡し方、注意点をご紹介し、大切な方々への思いを丁寧に伝えるお手伝いをいたします。
会葬御礼
会葬御礼は、会葬者がご焼香を済ませた後に商品とお礼状をお渡しして、お香典の有無に関係なく全員にお渡しするのが本来の意味です。通夜・告別式用の商品は1個単位で返品可能で、予備分も注文できます。お渡しは基本的に当社スタッフが無料で対応しますが、小規模家族葬では対応できない場合もあります。約20個前後の多数分は指定場所へ送料無料で配送可能で、少量は着払い発送も可能です。家族葬では個別対応の香典返しと併用でき、豊富な商品から選べ持ち帰りやすいサイズで配慮も行き届きます。
当日香典返し
当日返し(即返し)は、通夜・告別式の場で香典への感謝を直接お渡しする方法です。葬儀後の香典帳整理や発送の手間を軽減でき、全員に同じ商品を渡せるため漏れもなく確実です。一般的に1万円までを対象とし、高額分は後日改めて返礼します。商品は1個単位で返品可能で予備も用意可能。スタッフが無料でお渡しをお手伝いし、多数の場合は指定場所へ送料無料で配送できます。挨拶状も無料で付くため費用も節約でき、会葬者が多い場合に特におすすめです。
当日返しのメリット
① 労力の軽減
葬儀当日に約8〜9割の香典返しが完了するため、葬儀後のご家族の負担が大幅に軽減されます。※高額な香典については、後日金額やご関係に応じて別途対応いたします。
② 確実なお渡し
会葬者一人ひとりに直接お渡しするため、香典帳の記入漏れや住所間違いによる返礼漏れの心配がありません。
③ 費用の削減
当日手渡しのため配送料が不要。さらに、香典返し用の挨拶状も無料でご用意いたします。
会葬御礼のメリット
① 個別対応が可能
葬儀後に香典金額やご関係性を考慮してお返しするため、相手に合わせた丁寧な対応ができます。
② 商品の選択肢が豊富
後日に商品を選定するため、デパート商品など、当日返しでは選べない幅広い品物から選ぶことができます。
③ 持ち帰りやすさ
当日にお渡しする品は、コンパクトで軽量なため、女性のバッグや男性の内ポケットにも収まり、持ち運びに便利です。
お礼状について
会葬者へ渡すお礼状には、故人名や続き柄、通夜・告別式の日付、住所、喪主名、喪主以外の氏名などを記載します。文面は宗教や形式により異なる場合があり、詳細はお問い合わせください。喪主は故人の配偶者や子供が務めることが多く、複数人で務める場合もあります。施主と喪主は同一人物が兼任することが一般的で、施主は葬儀費用の負担や運営を担当し、喪主は遺族代表として弔いの中心となります。
お礼状記載事項
- 故人名(続き柄) ※事情により続き柄の省略可
- 通夜/告別式 年月日
- 住所 ※省略、必ずしも住まいでなくとも可
- 喪主名
- 喪主以外の名前 ※一般的には「外 親戚一同」
例1)仕事の関係で息子の名前も入れたい時など
例2)葬儀委員長などがいる場合
喪主の選定
喪主はどなたでも務めることができますが、一般的に故人の配偶者または、その子供が務めることが多く見られます。喪主は複数人で務めることもあるようです。
施主と喪主
一般的な葬儀では、施主と喪主は同じ人物が兼任することが多いようです。
施主・・・葬儀費用を負担しその運営や詳細を決める方
喪主・・・遺族の代表として弔いの中心になる方