やむを得ずご葬儀に参列できない時に、喪主・親族に対して弔意を表す言葉を送ることです。
弔電の意味
訃報を受けても参列できない場合は、すぐに電報を打ちましょう。お通夜に間に合うように手配することが一般的ですが、遅くとも告別式の3時間前には届くように手配したいものです。
弔電というのは、略式かつ形式的なものという意味合いが強いと思われます。生前お世話になった方や深い間柄の方には、ご葬儀の後でも構いませんので、ご遺族と連絡を取るなどした上で、出来るだけ早い時期に弔問するようにしましょう。
NTTの115番に電話で申し込み
葬儀の場所、日時、電話番号、喪主名、電文(お悔みの言葉)などを控え、NTTの115番に電話します。 電話申込の場合、受付時間が午前8時~午後10時となるため注意が必要です。午前オペレーターが出たら、弔電の申込みであることを告げ、自分の名前・電話番号・送り先の住所・電話番号を伝えます。伝えたい電文(お悔みの言葉)を用意していた場合は、オペレーターに伝えます。用意していない場合でも、定型文からお選びいただけます。 オペレーターが確認しますので、その内容で良ければ依頼します。台紙にかける費用は一般的なところで1,000円~3,000円くらいとなります。
お花を贈るのは、故人や遺族と特に親しい人や、親族、会社・団体関係が一般的です。
供花・供物の申込は施行葬儀社へ依頼
一般的に供花・供物を依頼したい場合は、その葬儀を取扱う葬儀社へ依頼することが多く見られます。準備に忙しい遺族には依頼をせず、自身で葬儀社へ依頼いただく方が良いでしょう。
東京都内のご供花の相場は\15,000(税別)となり、お花の種類はその葬儀により様々となります。祭壇の横に飾るお花のデザインは主に葬儀社が遺族の希望を聞き、それに応じたお花を統一して用意することが一般的です。お花をお出しになる方がデザインや花材を指定するのは、遺族の要望に合わない場合もありますので、なるべく避けましょう。
自宅へ送る枕花
故人と親しかった方が故人の枕元にお届けするお供え花を「枕花(まくらばな)」といいます。枕花を贈るタイミングは、訃報を聞き自宅などへ弔問される時に用意することが多いようです。近くの生花店で自身で購入しお届けすることも可能です。自宅にはあまり大きなお花は避け、小振りなものでも良いでしょう。大きなお花は、葬儀式場へ飾るご供花として依頼されても良いでしょう。
供物(果物・缶詰)花環など
都心の葬儀でのお供え物は「ご供花」として生花が送られることが多く見られます。他の地域でよく見られる果物・缶詰や花環は用意されることもあります。葬儀とは文化であり風習です。その地域に合わせた形式が最も望ましいといえます。
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